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(624の続きより)思えば、去年の大会で、その相手が平行陣をとり(初級者大会レベルでは平行陣をとるペアはあまりいなかった)、楽々と優勝したのを見て、やっぱりガンガン後ろでストロークを打っても、たいてい平行陣にはかなわないのだなあ、と思い、自分もできるだけ前に出るようにしようと感じました。
予想者としては、70％の確率で負け。ただし、勝ち負けというよりも(3回戦のように、絶対に勝つという気持ちはなかった)、去年と比較して自分がどれだけやれるか(間違っても、去年より差は開いていないだろう)、というのが焦点で、変な緊張感もなく楽しみでした。偶然にも、シャツは、その時と同じでした。
試合開始。トスに勝ち、サーブ選択して、自分から。連続ポイントで、30-0とリード。この段階で、去年のような差はないことがわかり、自分の成長を認識？？？。しかし、惜しくも、そのゲームを落としてしまった(0-1)。この後は、やや相手が上回る(1-3)。この大会は、1-3になること3度目。不思議だなあ。再び、自分サーブになり、もう一度気合いを入れなおして、見事にキープ(2-3)。かなり手ごたえをつかみ、さらにブレイク(3-3)。しかし、H君のサーブをブレイクされ、そして相手にキープされる(3-5)。再び、自分のサーブ。やはり、相手が1枚上なのか。このままとられると、去年と同じ結果(内容はかなり追いついたものの、ゲーム数は同じなため、あまりかわらないのか)である。再度、精神集中しました。勝ち負けよりも、まずは自分のテニスを心がけるべし。今までやってきたことをやるだけ。いつも以上にサーブをする時に間をとりました。間をとったというか、1球ごとに、集中しました。これだけ、サーブを打つときに集中したことはなかったくらいでした。そして、見事にキープできました(4-5)。これで、内容プラス結果も去年より縮まったことで、かなりの満足感。相手サーブ。0-15から予定通りのロブをあげ、浅い浮き球がきたものの、それをミスしてしまった(これをとっていれば、Ｇ1だったかも)。0-40までいき、あとがなくなるものの、30-40まで追い上げる。あと1ポイントというところで、ちょっとした事件。相手の良いサーブがセンターに入ってきた。ギリギリ入っていたように見えたので、打とうとしたら、H君がフォルトのジャッジをしたので、打つのをやめた(打っても、リターンできたかどうか、非常にいいコースであったが)(続く)。

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